りんごの木 オンラインセミナー |
心理臨床相談室りんごの木 オンラインセミナー
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『「いろは」に「ほへと」』のご案内 |
ご好評を頂き終了しましたオンラインセミナー『見立てとサイコセラピー その2』では、それぞれの臨床場面に即した形で、見立ての可能性や性質を考えてきました。ご参加ありがとうございました。
さて今回は、改めて原点や基礎に立ち返ってみたいと思います。心理臨床を学び始めたばかりの方や、実践に携わり間もない方にとっては「今だから聞いておきたい!」ことや、現場に出てはいるものの「今さら聞けない…」と感じている内容を、事例も通しながら学んでいきます。また、実践経験を積まれている方でも、改めて振り返りや整理になり、臨床実践に役立つ内容になるでしょう。
今回はまず「いろは」全4回のご案内となりますが、各回毎の参加も可能です。時間が合わない方への録画配信も行います。
みなさんのご参加をお待ちしております。
日 時 : 令和6年4月21日(日) 第1回『対象者や相談者に会う』
令和6年5月19日(日) 第2回『‘聴く’ってどうするんだろう?』
令和6年6月16日(日) 第3回『‘共感’ってどういうこと?』
令和6年7月21日(日) 第4回『‘見立て’って何だろう?』
(時間は各回共10:00〜12:30)
※期間限定で録画配信いたします
(オンタイム参加の方も視聴可能です)
場 所:ZOOMにて
参加資格:臨床心理士、公認心理師、臨床心理系大学院生、心理臨床に携わる方
(10月からのオンラインセミナー「ほへと」と合わせて、臨床心理士継続研修ポイントに申請予定です。)
講 師:細川 佳博(心理臨床相談室りんごの木 代表)
費 用:各回;6,000円(全回参加の場合、22,000円) 振込でお願いします
※大学院生は各回4,000円(全回参加の場合14,000円)になります。
定 員:各回30名程度(録画配信はこの限りではありません)
申込方法:お申込フォーム(https://forms.gle/NWc3F7GSmPm3ZRU9A)よりお願いします。
折り返し、お振込み口座をお伝えしますでの、お振込をお願いします。
問い合せ:心理臨床相談室りんごの木 ringo_no_ki_0601@yahoo.co.jp
【講師プロフィール】
細川 佳博(ほそかわ よしひろ) 臨床心理士、公認心理師、認定スポーツカウンセラー
岩手県盛岡市出身。2001年筑波大学大学院博士課程単位取得退学の後、医療法人智徳会岩手晴和病院臨床心理士、主任臨床心理士を経て、2008年に医療法人唐虹会進藤病院心理室長。2010年より心理臨床相談室りんごの木代表。九州大学外部指導面接員、西九州大学研究員(外部スーパーヴァイザー)
分析心理学(ユング心理学)を基本的な拠り所として、医療領域をはじめ、スクールカウンセラーや学生相談室、産業領域など、多領域に渡って臨床に携わっている。また、心理療法や心理検査のスーパーヴィジョン、研修会講師なども行なっている。
【講師より一言】
心理臨床の実践において、我々専門家の関わりと、そうではない人たちとの関わりは、一体どんな違いがあるのでしょうか? 例えば、困っている人に会うことは、誰でも生じうることでしょう。また、その際に困っている人の話を聴くことも十分にあり得るでしょう。そんなごく当たり前の行動ですが、心理臨床としての支援になり得るには、どんなことが必要なのでしょうか?
今回のセミナーでは、基本に立ち返りつつ、日々の実践に直結するような内容を取り上げていこうと思います。第1回は、支援対象者やクライエントに会う上での、基本的な態度や状況などを考えていきます。第2回では、「聴く」という相手との関係や理解の上でも、極めて重要な行為について取り上げます。第3回では、よく耳にする「共感」ということについて、誤解や理解を深めていきたいと思います。そして、最後の第4回では、心理臨床における「見立て」について、各回ともに事例などにも触れながら考えていきます。こうした基礎を丁寧に行っていくだけでも、十分にセラピューティックな関わりは可能になっていきなす。
いずれの回も、学び始めて間もない方にはもちろんですが、臨床に携わり幾分経験を積まれた方にも、改めて心理臨床の極めて重要なエッセンスを理解、確認する内容にしたいと思っております。
是非、皆様のご参加をお待ちしております。